済州産農産物の安定供給に向けた取り組みが進展
May 4, 2026

済州市は、2026年4月28日からの二日間にわたり、ソウルの消費市場および流通の主要部門を訪問し、最近の価格下落傾向にある早生玉ねぎを含む地域農産物の実質的な供給安定策を引き出した。
この訪問の中心的な成果は、全国の農産物流通の「コントロールタワー」とされる農協経済持株農産物卸部との深い面談だった。ここは全国の公販市場と卸売市場の物量をリアルタイムで監視し、出荷量を調整する流通専門部門である。
特に、産地の供給過剰が予想される場合に、全国規模のマーケティングと分散出荷を主導して価格急落を防ぐ重要な役割を果たす。済州市は、担当MDおよび卸部関係者との懇談会を開催し、今後の野外ミカンや多品種果実の出荷時期に合わせて、市場需要に基づいた戦略的な適時出荷、高品質物量を重視した選別的供給、消費動向を反映した小分け再規格化などに積極的に協力することを決定した。
卸部側は、済州農産物の安定供給のために全国卸売ネットワークを活用した支援を約束し、済州市はこれを流通政策に積極的に反映させ、卸市場の競売価格を支える計画を立てている。
訪問中、西ソウル農協や松坡農協などの大規模消費地で行われた直販市場は、現場で即座に成果を上げた。価格下落に苦しむ早生玉ねぎ(375網/15kg)をはじめ、むきニンニク(1,280袋/1kg)、カラハン(384箱/1.2kg、480箱/2.5kg)、ブルーベリー(1,600パック/100g)、グレープフルーツ(284袋/1.2kg)など、約9トンの農産物がソウル市民に直接届けられ、産地の滞留物量を解消した。
済州市は、これまで卸市場中心の流通から脱却し、消費地農協との直接協業を継続してきた。その結果、合計2473トン、約114億ウォン規模の直販実績を記録し、流通段階の簡素化を通じて農家の実益を拡大していることが証明された。
金完根済州市長は「農産物の価格安定は、生産地の管理だけでなく、消費地での戦略的分散出荷が重要である」と述べ、「農産物卸部との緊密なパートナーシップを通じて、卸市場価格は支えつつ、同時に直販比重を拡大する『ツートラック流通システム』を完成させ、農民が適正な価格を得られる構造を作りたい」と語った。
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