済州道は大口の海外投資者を誘致するために、永住権制度を改正した。その新制度によって、リゾートとコンドミニアム会社は海外投資者を対象にした分譲に成果を収めている。
昨年2月に通過した不動産投資者永住権制度は50万ドル(5億ウォン)以上の休養在留施設を購入した外国人に5年間居住ビザを発給する制度である。投資者が永住権を獲得すれば、学校への入学、医療保険その他のサービスを受ける権利を付与される。
済州市翰林邑に位置する「ラオン・プライベートタウン」は済州を第2の故郷にしようとする外国人たちに人気を博している。今年11月にラオンは934戸のコンドミニアム(アパート型+独立住宅型)のうちで、582戸のリゾートを分譲完了し、そのうち189戸を外国人投資者に分譲した。
ラオンは179.495㎡, 154.820 ㎡ 、 119.965㎡といった3種類のタイプのコンドを備えている。すべてが耐震設計になっており、ゴルフ場が一望のもとに見渡せ、エレベーターを備え、天井の高さが2.7mの快適な空間である。美しい外観に加えて、7年間27ホールのゴルフ場のメンバーシップのサービスが提供される。ホテルレベルの家具が完備され、コミュニティセンターにあるアクアプール、全天候型室内プール、露天風呂、サウナ、フィットネス施設に関しては会員は無料で利用できる。
モットーとする「東北アジアのレジャーと休養のメッカ」にしたがって、ラオンゴルフクラブ、ラオン家族農場、馬パーク、プライベートタウン、飛揚島マリンケーブルカーも運営している。ラオンによれば、永住権目的で購入する人は50万ドル以上の物件でなくてはならないので、3種類のコンドの中でも大型のタイプの分譲を受けていると言う。
海外投資者を対象とした分譲をしているもう一つは、済州市翰林邑にある「アデンヒルリゾート&ゴルフクラブ」である。アデンヒルはイタリアトスカ二スタイルにしたがってヴィンテージというコンセプトで作られている。
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▲ (上から)ラオン・プライベートタウン、ラオン・ゴルフクラブ 写真提供 : ラオン・プライベート |
現在5種類のタイプが分譲中なのだが、外観はヨーロッパデザインからヒントを得ており、内部は北アメリカ式の施設で飾られている。最も印象的なのは、480m2の大コンドなのだが、プライバシーを保護し、安楽感を提供するモロッコスタイルの庭を備えている。
18ホールのゴルフ場では日常の疲労をほぐし済州の美しさを十分に堪能できる。済州の海岸に似た丘とフェアウエーのパンパスグラスで、済州の内実を垣間見て、ロングドライブを楽しむことができる。それだけにとどまらない。アデンヒルリゾートの所有者は乗馬クラブ、ジョギングコース、会員室、テニスコート、ヨットクラブも利用できる。
騒がしい都市から脱して、自然の中でプライバシーを守りながら休めるこの場所は済州国際空港と中文観光団地からそれぞれ20分と15分の距離に位置している。
現在済州にはラオン、アデンヒルを含む10か所のリゾート、コンドミニアム会社があり、外国人投資者たちにはパラダイス済州の大地で暮らせるまたとない機会となっている。
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